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- 2021.04.11 Sunday
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Q.木へんに豊と書いて何と読みますか?
A.どこでご覧になりましたか?恐らく、地名・名字特有文字と思われます。次のいずれかでしょうか?
http://www.geocities.jp/white413feather/page_2/gomaisawa3.html
1.[木+豊]ノ池という地名が、熱塩加納村(あつしおかのうむら)にあります(画像参照)。この村は現在、福島県喜多方市にあり、村としては合併で廃止になったようです。読みは不明です。
http://pyrite.s54.xrea.com/timei/log/1018655228.html
2.ここで挙げられている、京都府亀岡市薭田野町(ひえだのちょう)佐伯にある[木+豊]木縄手(はりのきなわて)という地名です。この地名に関しては
http://d.hatena.ne.jp/uakira/20071105
にあるブログで詳細に扱われています。
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http://d.hatena.ne.jp/uakira/20071105
2011/12/9 追記
http://www.iideasahi.jp/1261.htm
こちらで別の方が近くの地点で別の標識を撮影しておられました。どうも「木偏」じゃなくて「オ豊ノ池」という風に読めますね。どうやらこちらは木偏+豊ではないようです。でも「オ豊ノ池」というのも何かヘンな感じがしますが…。地元の方におききしてみたいところです。もしかすると「才能」の「才」なのかも…。情報提供、お待ちしております。
ǝɯıɥ-ɥsʎɐさん、情報ありがとうございます。
このご質問は、スクラブさんという方からのものです。その方によると、「[木+豊]次」さんという方の名字だそうです。所持している「実用難読奇姓辞典」にも当たってみたのですが、その字は載っていませんでした。多分ないかと思うのですが(地名・名字特有の国字と思われるため)、近いうちに「大漢和辭典」も見てみますね。お役に立てず申し訳ありませんm(__)m
尚、この字はJIS第4水準にも入っていないため、パソコンで表示することはできません。外字や画像表示という手はありますが…。いずれにしても変換で出すことはできません。
【問題と回答】
98「古」というパーツを含み、「コ」という音読みを持つ漢字をできるだけ挙げなさい。
99「里」というパーツを含み、「リ」という音読みを持つ漢字をできるだけ挙げなさい。
98估沽怙鈷固錮箇個故胡湖糊蝴蛄痼姑枯
鴣辜踞詁餬罟凅醐居瑚涸裾据鋸苦酤鶘鯝鬍衚箶祻祜牯猢棝倨楜晄岵咕堌楛
99哩裏
俚理裡浬狸鯉厘釐鋰艃貍梩娌
98と99は、ケータイ及び一部のブラウザでは文字化けする虞があります。
【例】
鋰=金+里
Q.「覆盆子」と書いて「いちご」と読むのはどういうわけですか?
A.漢語表記からです。つまり、現代語かどうかは別として、中国語由来ということです。尤も、中国では「覆盆子」は「きいちご」を指すようです。
語源について触れている幾つかのサイトをご紹介します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B4
中国語では、オランダイチゴ属は「草莓 拼音: cǎoméi ツァオメイ」、ヘビイチゴ属は「蛇莓拼音: shéméi ショーメイ」、キイチゴ属は「懸鈎子 拼音: xuángōuzi シュエンゴウズ」または「覆盆子 拼音: fùpénzi フーペンズ」と呼び分けているが、日本語では混同して「覆盆子」を熟字訓でイチゴと読む場合がある。
http://www.kimchimart.net/map2/orosi/sake/bokbunzya.html
覆盆子(ボクブンジャ)とはバラ科のラズベリーのことでキイチゴの一種。
覆盆子にまつわる伝説
昔、ある所に、結婚してまもない新婚夫婦が暮していた。ある日、夫が、隣り村へ所用ででかけることになった。行く前に、妻が「山道の近道を避けて、途中迷わずにすむようにいつもの道から行きなさい」と忠告した。夫は妻の頼みどおりいつもの道を選び、隣村に行き用事を済ませた。ところが、帰途、早く帰りたい一心で、近道の山道を選んでしまった。そこでとうとう道に迷ってしまった。山道を彷徨っているさ中、彼はとてもお腹がすいていたので、偶然に見つけた山いちごを食べた。山いちごを食べながら彼は「これはどうも熟していないな。とても酸っぱい」と思ったが、あまりにもお腹がすいていたので手当たり次第に食べた。そうこうして彼はようやく家に帰ることができた。家に帰るやいなや彼は、あまりの疲れに寝入ってしまった。
翌朝、目覚めるやいなや彼はトイレへ駆け込んだ。その時、小便の出の勢いがとんでもないほど強く、小便壷(甕)を引っくり返えしてしまった。昨日食べた山いちごが陽気を強くしたためだ。
そのことから、その山いちごの名前が、「山いちごが小便壷(甕)を覆した」と言う意味の「ボク(覆)」と「甕(かめ)」の意味である「ブン(盆)」を合わせて「ボクブンジャ(覆盆子)」と呼ばれられるようになったそうだ。
(引用ここまで)
小便云々が由来という話は面白いですが、実際にはどうなんでしょうかね。
Q.「ちゅうひ」は漢字でどう書くのでしょうか?
A.次の3つがあります(同音異義語)。
1.中飛
野球でセンターフライの意。
2.沖飛、冲飛
空高く上がること。
3.沢鵟[狂/鳥]
タカ科の鳥の名。[狂/鳥]は「のすり」と読み、やはりタカ科の鳥。
これはツマのヒトからの質問です。ツマのヒトにはここの所在が割れていますが、惚け通しています(危)。
Q.匝瑳市(千葉県)は何と読みますか?
A.「そうさし」です。
これも友人から。
Q.魚偏に神と書いて何と読みますか?
A.「鰰」 は「はたはた」です。
旁の「神」は、はたはたととどろく神鳴の意味です。昔、雷が鳴ることを「はたたがみ(霹靂神)」と言いました(過去に「霹靂神」はがくぶん・漢字検定大会で出ました)。ハタハタは冬、雷の鳴る頃に岸に押し寄せるので、「ハタタガミウオ」→「ハタハタガミウオ」→「ハタハタ」、と変化していった、という語源説があります。
ハタハタは「鱩(魚偏に雷)」とも書きます。「かみなり」という言葉自体、「神鳴り」が語源ですね。「青天の霹靂(へきれき)」という言葉もありますね。
「鰰」も「鱩」も国字です。
熟字訓で「燭魚」とも書きます。17-2,14-1とそこそこ出ています。「完全征服」にも載っています。