http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111111-00000015-san-l26
漢検背任 「でっち上げられた」 大久保昇被告、改めて無罪主張 京都
産経新聞 11月11日(金)7時55分配信
財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)をめぐる背任事件で、元親族会社2社を仲介して実体のない取引代金を請求し、協会に計約2億8700万円の損害を与えたとして、背任罪に問われた元理事長の大久保昇被告(75)と長男で元副理事長の浩被告(47)の公判が10日、京都地裁(笹野明義裁判長)で開かれ、両被告に対する被告人質問が行われた。
弁護側の質問に対し、昇被告は「背任などの罪を犯した覚えはない。(犯罪を)でっち上げられたと思っている」と改めて無罪を主張。「仕事をしていない会社に協会が金を支払ったことはないか」と問われると、「そういうつもりで決裁をした覚えはない」と述べた。
笹野裁判長は、浩被告が逮捕直後から取り調べ内容を記録したノートを証拠採用。次回14日の公判では、昇被告に対する検察側の質問が行われる。
http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20111115ddlk26040568000c.html
漢検協会事件:元理事長、改めて無罪主張−−地裁、検察側質問 /京都
実態のない関連会社への架空発注で、財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)に約2億8000万円の損害を与えたとして背任罪に問われた元理事長の大久保昇(75)と長男で元副理事長の浩(47)の両被告の公判が14日、京都地裁(笹野明義裁判長)であった。
昇被告への検察側の質問が行われた。昇被告は「漢検にマイナスになることはやっていない」と強い口調で述べ、改めて無罪を主張した。
一方、漢検の広告業務を担っていたとされる関連会社「メディアボックス」をめぐり、「広告関係の仕事は私が総合的に考えてやっていた」と述べた。検察側が「メ社の代表取締役としてか、漢検の理事長としてか。説明できますか」と問うと「できません」と答えた。また、別の関連会社「文章工学研究所」への支出や業務内容については「覚えていない」「中身は一つ一つ答えられない」などと繰り返した。
次回公判は12月8日、論告求刑と最終弁論が行われる予定。
毎日新聞 2011年11月15日 地方版
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111208-00000650-yom-soci
漢検元理事長ら親子にそれぞれ懲役4年求刑
読売新聞 12月8日(木)14時28分配信
財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市)を巡る背任事件で、親族企業2社に業務を架空委託し、協会に計約2億8700万円の損害を与えたとして背任罪に問われた協会の元理事長・大久保昇(76)、元副理事長の長男・浩(48)両被告の公判が8日、京都地裁(笹野明義裁判長)であった。
検察側は論告で、「立場を利用した私利私欲のための自己中心的な犯行」として、両被告にそれぞれ懲役4年を求刑した。両被告は改めて無罪を主張し、結審した。判決は来年2月29日。
検察側は論告で、昇被告が代表、浩被告が役員を務める親族会社2社について、「事務所はなく、従業員もおらず、実態はなかった」などと指摘。公益法人として「社会的責任を負う者が権限を恣意(しい)的に乱用した」と述べた。
※懲役4年ですか。まぁ執行猶予で事実上無罪なんでしょうね。保釈とか。