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    読めないし意味も分からない語ばかりなのは、漢検1級なら当然のこと

    • 2014.01.29 Wednesday
    • 17:08
    JUGEMテーマ:学問・学校

    以下、引用。

    http://woman.mynavi.jp/article/131021-116/
    【男性編】読めないし意味もわからない!日本漢字能力検定1級に出題される漢字ランキング1位「冕旒(べんりゅう)」
    Update : 2013.10.21

    数年前に巻き起こった「漢検ブーム」。テレビのクイズ番組ではこぞって難しい漢字の読み書きが問題として出題されました。1級になるとレベルが高すぎて、正直、ふだんの生活では見ることのない漢字だらけ。そこで、読者の男性324名に、実生活で使うことのない漢検1級レベルの漢字を聞きました。

    Q.読めないし意味もわからない! 実生活で使うことはない、日本漢字能力検定1級に出題される漢字を教えてください(複数回答)
    1位 冕旒(べんりゅう) 68.5%
    2位 黼黻(ふふつ・ほふつ) 63.9%
    3位 鏗鏗(こうこう) 59.9%
    4位 奕棋(えきき) 59.6%
    5位 犂牛(りぎゅう) 59.0%

    ■冕旒(べんりゅう)
    ・「見たことがない」(29歳/食品・飲料/技術職)
    ・「読みも内容もまったくわからない」(31歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
    ・「使っていたら、2ちゃんねるのスラングだと思われそう」(35歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

    ■黼黻(ふふつ・ほふつ)
    ・「難しすぎる」(27歳/建設・土木/事務系専門職)
    ・「ATOKで出るかな……」(38歳/金融・証券/専門職)
    ・「全部使わない。必要もない」(42歳/建設・土木/営業職)

    ■鏗鏗(こうこう)
    ・「使わない」(24歳/不動産/営業職)
    ・「読めません」(28歳/機械・精密機器/技術職)
    ・「読めるか!」(25歳/機械・精密機器/技術職)

    ■奕棋(えきき)
    ・「これ何?」(50歳/電機/技術職)
    ・「ありえない」(25歳/その他/事務系専門職)
    ・「何に使うのかわからない」(25歳/学校・教育関連/専門職)

    ■犂牛(りぎゅう)
    ・「うし?」(30歳/電機/技術職)
    ・「全部知らない」(44歳/情報・IT/技術職)
    ・「たぶん読めない」(33歳/小売店/販売職・サービス系)

    ■番外編:どういうシーンで使うの?
    ・老耋(ろうてつ)「まったくわからない」(44歳/食品・飲料/営業職)
    ・倏忽(しゅっこつ)「読めない漢字ばかりだし、使わないので検定しても意味がないと思う」(29歳/電機/技術職)
    ・鴪(いつ)「意味が予想もできないから」(26歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)

    ●総評
    1位は「冕旒(べんりゅう)」でした。「冕冠(べんかん)の前後に垂らす、珠玉(しゅぎょく)を連ねた糸状の飾り」という意味ですが、ここにも難しい漢字が……。「意味も内容もまったくわからない」という意見が大半でした。

    2位は「黼黻(ふふつ・ほふつ)」です。意味を調べてもなかなか出てこない、ふだん使いからはかけ離れた言葉であることがわかりました。どうやら、祭礼時に着る豪華な服、もしくはその服に刺繍する糸や文字の様子を表す言葉のようです。飾り、という意味もあるようでした。

    3位は「鏗鏗(こうこう)」。「鏗」は金石の打ち合う音の意で、そこから「鐘の音などが鳴りわたるさま」という意味があるそうです。意味を聞いてから漢字を見ると、何だかそのように見えなくもありませんが……。

    ランキング外のコメントも含め、「まったく読めない」「意味不明」「初めて見た」というコメントが大半。わけがわからないので、コメントのしようがないという気持ちが伝わってきました。

    (文・OFFICE-SANGA 杉山忠義)

    調査時期:2013年8月24日〜2013年8月31日
    マイナビウーマン調べ
    調査数:男性324名
    調査方法:インターネットログイン式アンケート

    (引用茲迄)

    冕旒(べんりゅう): 冕冠の前後に垂らす、珠玉を連ねた糸状の飾り。
    黼黻(ふふつ・ほふつ):昔の天子の礼服の縫い取りの模様。転じて、美しい文章のたとえ。
    鏗鏗(こうこう):《「鏗」は金石の打ち合う音の意》鐘の音などが鳴りわたるさま。
    「浅草寺の明(あけ)六つの鐘が、―と鳴り渡って居る」〈菊池寛「蘭学事始」〉
    奕棋(えきき):囲碁。碁を打つこと。
    犂牛(りぎゅう):まだらな毛色の牛。
    老耋(ろうてつ):おいぼれる。おいぼれた老人。
    倏忽(しゅっこつ):たちまち。すみやかに。にわかに。転じて、極めて短い間。
    鴪(いつ):はやい。鳥の早く飛ぶさま。

    漢字検定1級所持の筆者が、反論致します。
    ・「見たことがない」→あなたが見たことのある漢字がすべてだとお思いですか?「冕旒」そのものは中国映画などによく出てくるので、案外ご覧になったことがあるかもしれませんよ(画像参照)。
    ・「読みも内容もまったくわからない」→読みが分かればいいのです。漢検1級所持者の多くも、(特に読み問題に出る語の)意味までは知りません(マテ
    ・「難しすぎる」→1級はどの検定も難しすぎる問題がでますよ。
    ・「ATOKで出るかな……」→多分出ません。
    ・「全部使わない。必要もない」→なぜ自分視点なのですか? また、これから使う、ということは絶対にないと言い切れますか?
    ・「読めるか!」→読めなくて当然です。勉強してもなかなか受からないのですから。
    ・「まったくわからない」→「老」は分かるでしょう。
    ・「読めない漢字ばかりだし、使わないので検定しても意味がないと思う」→「忽然」という語をご存じないのですか?
    ・「意味が予想もできないから」→「鳥」に関係のある字ということは予想つきませんか?

    …と言ってもまぁ、日常生活ではほぼ使わない語が多く出ることは確かです。

    しかし、語彙を増やそうというお考えはないのでしょうか。

    漢検1級では、一生のうちで1度も見かけない語、見かけない字が多く出ることは確かです。し
    かしその一方で、難しい語に出くわして、漢検1級学習をしていたから読めた、分かった、と
    いうことも、実は屡々あるものです。

    難しい語に出会った場合、殆どの人は辞書を引かないと思います。ケータイ、スマホで素早く
    調べられるようになった現代であってもです。抑々、難しい漢字の読みをネットで調べるのは
    一苦労でしょうけど。入力にかなり手間取るので(IMEの手書き入力とかですかね)。

    漢検1級があれば、日常でくわす語は大抵読めます。辞書を引く手間が大幅に節約できます。
    これは特に、読書をしている時に熟々感じることです。

    漢字検定1級は、案外日常生活で相当、いえ、かなりの程度役立つのです。これは特に、実際に
    1級に受かってから次第に実感してくる感覚です。
     

    今秋、「完全征服」⇒「精選演習」にリニューアル!

    • 2013.08.27 Tuesday
    • 23:22
    「完全征服」は漢検協会が今まで出していた、漢検1級・準1級教材です(厳密には今も書店に
    あります)。簡単に言うと、ほぼ過去問題をシャッフルして抽出し、分野別に分けていた、というも
    のです。

    この「完全征服」は、過去問題から選ばれているのですが、その母集団がかなり以前のもので
    した。最近「増補版」としてリニューアルされたのですが、付録の部分が変わっただけで、本文は
    全くと言っていいほど変わっていませんでした。


    それが、この度、「真の意味で」リニューアルされることになりました。下記のリンク(宣伝?)に
    ある通りです。

    「完全征服」を持っていない方は、こちらを待つ(9/9発売のようです)という方法も勿論あるわけ
    ですが、内容に重なりが少ないので、両方入手するというテもあるでしょうね。

    H25-1 1級を解いてみました

    • 2013.07.17 Wednesday
    • 23:37
    先日、漢検の表彰式に出席した際に、1級で見事全国1位になった方と
    連絡先を交換しました(僕は準1級1位で招待されました)。その方=
    甲斐山猿(かいさんえん)様から、今回の1級問題を見せていただき、
    解いてみました。

    165点でした。

    うーん…勉強不足は否めませんが、それにしても毎年第1回は難しい
    のが通説になっています。今回も然り。特に四字熟語が難しかったと
    思います。僕は4問が初見で、1問はマグレで当たりましたが書きで3
    問落としました。意味も1つ落としました。反面、文章題は平易だったと
    思います。28/30で、落とした1問も決して難しくはありません。

    甲斐山猿(かいさんえん)氏ですが、所謂1級リピーターの方で、今ま
    でに18回も合格しておられるそうです。氏は今回は175点位だそうで
    す。僕とは大凡10点前後の実力の開きがあると感じました。正に”世
    界”は広いです。夜郎自大、坎井之鼃とならぬよう、精進に励みたい所
    存です。

    平成23年度第3回 漢字検定試験問題 論考(1級)

    • 2012.02.11 Saturday
    • 18:54
    平成23年度第3回 漢字検定試験問題 論考(1級)

    偖、1級です。

    ・1級
    (一)音読み・訓読み
    2 丫鬟
    「あかん」。あげまきに髪を結んだ少女の意。「あげまき」は「総角」と書き、昔の子供の髪の結い方の一つで、二本の角のように見えるものの意です。「丫」は象形文字です。あげまきは「丱」とも書きます。音読みは「カン」。「丱女(かんじょ)」。「丫」は「漢検漢字辞典」に熟語の類が全く載っていません。こういう字を白魚一寸先生は「×の漢字」と定義しておられます。厳密には『×の漢字の定義は次のとおりです。「辞典」に見出し語も小熟語もないand「辞典」の訓もないand「四字熟語」の見出し語にも使われていない。』だそうです。
    http://blog.goo.ne.jp/shirauoissun/e/e488027e1f73b356b81952a51dbfb9be#trackback-list
    「丫」はこれに該当するかと思われます。然し、「漢検漢字辞典」のトップバッターくらいは覚えておきたかったです(>_<)。因みに「漢検四字熟語辞典」のトップバッターは「哀哀父母」で、こちらはOKです(何がOKなんだか)。ところで「丫」って限りなくアルファベットの「Y(ワイ)」に似てますよね。因みに「丫(ア)」は3画で書きます。「鬟」の訓読みは「みずら」「わげ」。「みずら」は上代の男子の髪の結い方で、他に「髻」「角子」「角髪」などとも書きます。
    10翁媼
    「おうおう」。じいさんとばあさんの意。どうも「翁嫗(おうう)」と勘違いしたようです。「嫗」は「媼」と同義で老女の意なんですが、ほぼ「ウ」と読みます。「嫗煦」はよく出る語です。人民を大切にいつくしみ育てる意。「ウク」と読みますが、「漢語林」には「オウク」の読みも載っています。
    20哽噎
    「こうえつ」。「哽」には「むせ(ぶ)」の訓読みがあります。初出のような気がします。
    26轎
    「かご」。駕籠(かご)の意。「舁(か)く」ものは「駕籠」くらいでしょうから、初見でしたが読めました。こういう文脈で読める字って漢検の問題では少ないような感じがします。サービス問題ですかね。「轎」は初出じゃないでしょうか。
    27米【搗】つ男等、恐れ惑いて蹲る。
    「か(つ)」。「搗つ」は古語で、臼で搗(つ)くの意です。
    http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/42461/m0u/
    によると、「雨月物語」からの引用なんでしょうかね。「搗」には他にその「搗(つ)く」の訓読みがあります。また「搗ち合う(かちあう)」という用法は現代語でも使う例でしょう。
    28楹
    「はしら」。柱の意。問題文は「【楹】を鑿ちて書を納む。」禁書を隠したんでしょうかね。なぜそんなところに納めるのか…。やれやれ(>_<)
    29【粤】に起ちて自ら之を見る。
    「ここ」。「ここに」という発語の語で、「ここに宣言します」というような使い方をする語です。英語の”here”は「此処」「此所」「茲」で、発語の「ここに」(英語なら”now”,”at this time”あたりでしょうか)は「粤に」「爰に」「于に」(「新明解国語辞典」にはほかに「此に」「是に」も記述が)です。「ここにおいて」も後者の語です。尚、「粤」の音読みに「エツ」があり、古代中国王朝名「越」に通じるようです。「粤犬(えっけん)雪に吠ゆ」の故事成語が「合格捷径」にあり、見識の狭い者が賢人の言行を理解できずに非難する喻えに使われます。

    (二)書き取り
    2 ヌエのような正体不明の人物だ。
    「鵺・鵼」。「鵼」は漢検配当外なので驚きました。「鵼」は「新明解国語辞典」など一般的な辞書に載っているからなのでしょう。「鵺的存在」。「鵺」はトラツグミという実在の鳥を指すこともあります。
    3 会社グルみで事実を隠していた。
    「包」。「くるむ」という訓読みがありますが、ここから連想できたでしょうか。「ぬいぐるみ」は漢字表記が「縫い包み」。ここから分かった方もいらしたかと。
    10 居酒屋でトグロを巻いていた。
    「塒・蜷局」。「塒を巻く」は、たいして用の無さそうな顔をして喫茶店などで長時間たむろする、といった意の慣用句です。[新明解国語辞典 第七版] 「蜷」はカワニナの「にな」。「にな」は他に「螺」「蠡」「蝸」などとも。「螺」には「つぶ」の読みもあり、これは一般的には「ばい」という貝のことです。「つぶ」は「壺」とも書き、「つぼ」の転訛の説も。閑話休題。「連蜷(れんけん)」は、長くうねりかがまるさま。

    (六)熟字訓・当て字
    7雨久花 みずあおい
    今解いている「成美堂」‘95年版・第10回に載っています。同じ成美堂の’10年版には載っていません。この‘95年版は音読みとかは平易過ぎなんですが、熟字訓と文章題はなかなか秀逸です。「牛膝」や「鶏魚」なんかもこの本が出てから漢検で出題されており、予想が当たっています。
    8水手 かこ
    雅語で船乗りの意です。他に「水主」「水夫」とも書きます。「漢検漢字辞典」によると「か」は梶、「こ」は人の意のようです。

    (七)一字音訓読み
    ウ 5悁悒−悒える
    順に「えんゆう」、「うれ(える)」。茲では寧ろ「悁」の読みが迷うところです。「悁」は前述の「×の漢字」でしょうかね。「いかる」「うれえる」の意の時は「エン」、「あせる」意の時は「ケン」であると「漢語林」にはありますが、「合格捷径」では「あせる」意の時は「ケン」「エン」どちらもOKとあります。「読み分けに注意」とありますが(「合格捷径」)、「エン」で読めば略大丈夫かと。「口/月」が音符になっている字は多いですが2種類です。しかも、纒めてみると明らかなように、「エン」でなければいけない字はこの「悁」のみであることが分かります。略「ケン」でOKですが、唯一「エン」なのが「悁」であると覚えればよろしいかと。
    ・ケン 
     絹 絹紬(けんちゅう)
     涓 涓滴(けんてき)
     狷 狷介(けんかい)
     蜎 蝉蜎(せんけん) 準1級配当ながらJIS第3水準以降の字
     羂 羂索(けんさく)
     鵑 杜鵑(とけん、ほととぎす)
    ・ケン・エンどちらもOK 
     娟 嬋娟(せんけん、せんえん)
    ・エン
     悁 悁悒(えんゆう)    

    (八)類義語・対義語
    5実正⇔きょたん
    9火宅≒しゃば
    順に「虚誕」、「娑婆」。「誕」には「でたらめ」の意があります。「火宅」は仏教用語で三界、俗世の意。

    (九)故事・成語・諺
    6人生根蔕無く、飄としてハクジョウの塵のごとし。
    「陌上」。「陌」はみち、あぜみち、街路の意。
    http://sankouan.sub.jp/kansi-tate1.htm
    人生には木の根や果実のへたのようなしっかりしたものがない。あたかもふわふわと風に漂う路上のほこりのようなものだ。[陶潜(陶淵明)の詩より]
    ※コレって「故事・成語・諺」ですかね?? 確かにこの詩の最後に「歳月人を待たず」という有名な句があるんですが、出題の出だしの部分を出してくるとは…。しかも激難。恐らく今回の中では相当難しい問題かと。
    7リョウチュウ辛を忘る。
    「蓼虫」。人の好みは他人がとやかくいえないものだというたとえ。[成語林]
    10ショウリョウ深林に巣食うも一枝に過ぎず、偃鼠河に飲むも満腹に過ぎず。
    「鷦鷯」。みそさざいの音読み。人は自分の能力や身分に応じて、境遇に満足するのがよいというたとえ。[成語林]

    (十)文章題
    4 …もってシュウショの権を盛大ならしめしに基づくもののごとしといえども…
    「衆庶」。一般の民衆。「漢検漢字辞典」に記載あり。
    7 …シハイして寇を禦ぐの力なく…
    「弛廃」。ゆるみすたれる。行われなくなる。[漢語林]
    8 友山短才浅慮の身を以て御前にシセキし親しく叡旨を拝承し…
    「咫尺」。「咫尺」には「咫尺の間」「咫尺を弁ぜず」のように、近い距離という意味の他に、天皇などのそば近く進み出てお目にかかることという意味があります。「漢検漢字辞典」には更に、短いこと、簡単なことという意味も載っています。「咫尺の書」。
    9 …皇国コウアンにして外国に要せらるるを宸憂あらせられ…
    「苟安」。当座の心配事から一時の安楽にのがれること。類義語:偸安(とうあん)[漢検漢字辞典]
    10 …歳月ジンゼン、遂に言う可からざるの形勢に推移せり。
    「荏苒」。準1級配当。歳月がいたずらに過ぎていくさま。[漢検漢字辞典]

    イ 湮滅 いんめつ。あとかたもなく消えること。あとが残らないように、消すこと。[漢検漢字辞典]「隠滅」「堙滅」とも書きます。「証拠湮滅」。
    コ 綏撫 すいぶ。安んじいたわること。「綏」は他に「タ」の読みがあり、「漢語林」によると「垂れる」の意の時は「タ」になるとありますが、「漢語林」にも「漢検漢字辞典」にも「タ」の熟語はなく、「合格捷径」には「タ」の読みすらありません。「綏」は「スイ」でOKでしょう。「妥」を音符とする字は他に「餒」のみで、こちらは「ダイ」。「凍餒(とうだい)」がよく出ます。

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    平成23年度第3回 漢字検定試験問題 論考(準1級)

    • 2012.02.10 Friday
    • 23:55
    平成23年度第3回 漢字検定試験問題 論考

    今回も、いつもお世話になっている知人に見せていただき、解いてみました。幾つかの問題をピックアップして考えたいと思います。

    結果から啓しますと、
    ・準1級 192/200
    ・1級  164/200

    1級は前回よりは平易だったものの、ギリギリという感じです。まだまだですね。

    まずは準1級から考察します。

    ・準1級
    (一)音読み・訓読み
    18 鴨脚(音読み)
    「鴨」の音読みはかなり出ます。旁に気を取られると「コウ」かなと思われますが、「オウ」です。正解は「おうきゃく」なんですが、実は「イチョウ」は音読みです。解答には「おうきゃく」のみですが、「漢語林」によると「イチョウの読みは、鴨脚の唐宋音にもとづく」とあり、音読みであると書かれています。漢検協会の見解は分かりませんが、恐らく「熟字訓」扱いになって×を付けられる気がします。

    (二)表外読み
    7 所存を【啓】して引き下がった。
    「啓」の表外読みには「ひら(く)」があり平易ですが、「もうす(申すの意)」は全く知りませんでした。「拝啓」「啓上」などはこの意なんでしょうね。

    (三)一字音訓読み
    エ 7 佼人−佼しい
    「佼」は「うるわしい」か「うつくしい」かどちらかだとは思ったのですが、外しました。「うつくしい」です。新興宗教で「立正佼成会」というのがあるんですが、この字を使っています。因みに「懿しい」(1級配当)もいつも迷う語です。こちらは「うるわしい」。「三国志」の司馬懿仲達で御馴染みの字です。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」の句で有名ですよね。実は「うるわしい」は「漢検漢字辞典」によると「麗」「懿」のみです。あとの「美」「佼」など9字は総て「うつくしい」。これで間違えないぞっと。 

    (四)共通の常用漢字
    次回から審査基準が変わり、200字近く常用漢字が増えます。この増えた分はこの大問で出るのでしょうか?個人的な予想ですが、少なくとも最初のうちはこの増加分の常用漢字は出ないような気がします(出たらゴメンナサイ(>_<))で、今回ですが、1問落としました。
    2 (2)言を吐いてとがめられる。
      国権を慢(2)する言論である。
    選択肢は
    [えつ・ざつ・じゃ・せき・だつ・ぶ・ほう・わく]
    です。「放言」という語があるので「放」かなと思い、「慢放」って聞いたことないけど、ありそうかなと思ったら、トラップでした。落ち着いて考えたら「放言を吐く」は重言(じゅうげん。「頭痛が痛い」の類)ですよね。まぁザーッとやりましたからね(言い訳)。

    (六)四字熟語
    問1 (3)頓挫
    これは「抑揚頓挫」です。初めて見ました。意味は「勢いが途中でくじけること」。

    問2 5 情味がなく近づきにくいさま。
    これは「枯木【寒巌】」です。「漢検四字熟語辞典」には「世俗を超越して無心の境地にあること」とあり、転じた意味が出題されています。これも初見ですね。落としました。選択肢には他にも「彊食自愛」「菟糸燕麦」「衡陽雁断」など難しい語がありました。ここはいつも難易度が高いです。

    (八)
    1賢明⇔うぐ
    「迂愚」です。「迂」には「迂生」「迂闊」などで分かるように「おろか(愚か)」の意があります。「迂回」のように「遠回り」の意もあります。

    (九)故事・成語・諺
    8 テンキ洩漏(せつろう)すべからず。
    「天機」です。「天の機密」という意味らしいです。これは難しい。


    漢検1級宮崎美子 吉川英治三国志で難読漢字の楽しみ知る

    • 2012.02.07 Tuesday
    • 12:32
    http://www.news-postseven.com/archives/20120206_85604.html
    NEWSポストセブン
    漢検1級宮崎美子 吉川英治三国志で難読漢字の楽しみ知る
    2012.02.06 07:00

    日本人にとって漢字は切っても切れない関係にあるが、漢字検定1級を保持し、クイズ番組の漢字問題で抜群の正答率を誇る女優の宮崎美子さんは、「難読漢字は人生の相棒」と語る。そんな宮崎が難読漢字をマスターする秘訣とは一体どのようなものなのだろうか?  宮崎さんは次のように話す。
    * * *
    難読漢字って、「宝の山」なんですよね。でも、その山はあまりに高く、奥深い。まずは自分の興味から入るといいんじゃないでしょうか。
    植物や漢方薬など、それぞれ得意分野はあるでしょうし、職業を通じての専門知識でもいいと思います。それが難読漢字と親しむための窓口となるはずです。
    別に知らなくても生活には困らないけれど、知っていると楽しいものですよ。文字の奥に秘められた昔の人の思いや暮らしに想いを馳せると、自分の中の“世の中を見る扉”が少し開く気がします。
    部首一つとっても意味がある。なぜこの漢字が生まれたのか、なぜこの形をしているのか、なぜこの物の名前に用いるのか。物ならば、どのようにそれを使うのか……。それらを探るのがもどかしくもあり、面白くもある。新鮮な驚きや発見との出会いが、難読漢字を読むことの醍醐味・喜びでしょうね。これぞ大人の特権であり、この楽しさが「覚える秘訣」でもあります。努力しただけ成果が実感できるのも、やりがいを感じます。
    おじいちゃん、おばあちゃんと小学生のお孫さんが、難読漢字を通じて会話をするのもいいんじゃないでしょうか。意味を知ると、難読漢字はとてもよくできていてためになります。今では目にしなくなった物も含まれますから、昔の暮らしぶりを教えつつ「なんでこの漢字ができたんだろうね」なんて、推理したりして。きっと、盛り上がりますよ。
    実は、私は漢検1級の勉強中には、その楽しさがわかりませんでした。ところが吉川英治さんの『三国志』を読んだら、1級レベルの漢字がゴロゴロ出てきたんです。「殲滅(せんめつ)」とかね。これは「ニラのごとくザクザク切り刻み、敵を皆殺しにする」こと。漢字から血なまぐささがリアルに迫ってきませんか。“ああ、こういう楽しみのために難読漢字はあるんだ”と、痛感しました。
    試験対策では随分と試行錯誤しましたよ。ジェスチャー、語呂合わせなど、色んな覚え方を試しました。先ほどの「殲」は「韮」の字を含むので、「懺(ざん)」「薤(かい)」と分けて覚えたり、香辛料のカルダモンが脳を活性化すると聞けば、マイボトルを携帯したり。そういえば、カルダモンは漢字ではどう書くのかしら(笑い)?
    私にとっては、老後にのんびり楽しみたい趣味の入り口かな。おかげで退屈しないで済みそう。良き“相棒”に巡り逢えたと思います。
    ※週刊ポスト2012年2月17日号

    (−−−引用茲迄)
    吉川英治『三国志』は確かに傑作です。僕も一気に読んでしまいました。ある方からいただいたのですが、僕はあまり本は好きではありません。歴史小説は特に。ほとんど読みません。「三国志」は特例でしょうね。まぁ、僕が「三国志」ファンということもあるんですがね。

    本を読んでいて、知らない語に出会う確率は、確かに激減しました。漢字検定学習の賜かと思います。勿論、多くの方は、前後の文脈で大体の意味は分かるかと思いますが、日本語の場合、やはり語彙のかなりの部分は漢字・漢語が占めているわけで、そういった意味でも漢字学習、とりわけ準1級・1級学習は語彙を増やすのにまさにうってつけの方法です。

    たまに「漢字検定1級なんて何の役にも立たない」という意見を耳にします。趣味なんですから、何の役にも立たなくても一向に構わないかと思うんです。グルメとか音楽とか、見聞・見識を広げると言えばどんな趣味にもそれなりの価値はあるかと思います。でも、漢字学習はありとあらゆる分野の本、インターネットのサイトなどを理解するのに非常に役立ちます。漢字が好きな方、日本語が好きな方には、是非漢字検定の学習、特に2級、準1級、1級学習をお薦めします。

    因みに「カルダモン」の漢字表記は「小荳蒄」のようです。

    平成24年度からの漢検の審査基準変更

    • 2011.08.13 Saturday
    • 22:46

    平成24年度から漢検の審査基準が変更される

    以前から知らされていた通り、H22年秋に常用漢字表が改訂されたことに伴い、H24年度から漢検の範囲が若干変更になります。以下、公式サイトより抜粋。

    漢検公式HP
    http://www.kanken.or.jp/index.php

    2011/08/08
    常用漢字表改定に伴う日本漢字能力検定の対応について [New]

    平成24年度(2012年度)第1回から、日本漢字能力検定の審査基準を改定いたします。

    平成24年度からの審査基準

    平成24年度からの審査基準に関する重要なお知らせ(PDF・282KB)

    現行の審査基準(平成23年度まで)
    【程度】
    常用漢字を含めて、約6000字の漢字の音・訓を理解し、文章の
    中で適切に使えるようにする。
    【領域】
    読むことと書くこと 故事・諺
    【内容】
    ア.常用漢字の音・訓を含めて、約6000字の漢字を読み、その
    大体が書ける。
    ・熟字訓、当て字、対義語、類義語、同音・同訓異字などを理
    解すること
    ・典拠のある四字熟語を理解すること
    ・国字を書くこと(怺える、毟る など)
    ・地名・国名等の漢字表記(当て字の一種)を読むこと
    ・常用漢字体と旧字体との関連を知ること
    イ.故事成語・諺を正しく理解する。

    ※約6000字の漢字は、JIS第一・JIS第二水準を目安とする


    新しい審査基準(平成24年度〜)
    【程度】
    常用漢字を含めて、約6000字の漢字の音・訓を理解し、文章の
    中で適切に使える。
    【領域・内容】
    《読むことと書くこと》
    常用漢字の音・訓を含めて、約6000字の漢字の読み書きに慣
    れ、文章の中で適切に使える。
    ・熟字訓、当て字を理解していること
    ・対義語、類義語、同音・同訓異字などを理解していること
    ・国字を理解していること(怺える、毟る など)
    ・地名・国名などの漢字表記(当て字の一種)を知っていること
    ・複数の漢字表記について理解していること
    (鹽―塩、颱風―台風 など)
    《四字熟語・故事・諺》
    典拠のある四字熟語、故事成語・諺を正しく理解している。
    《古典的文章》
    古典的文章の中での漢字・漢語を理解している

    ※約6000字の漢字は、JIS第一・JIS第二水準を目安とする


    準2級は略今まで通りの範囲(削除の5字は勿論除外されます)、2級は新常用漢字の範囲に広がります。今まで準1級・1級に含まれていた196字が単純に増えますから、難しくなるのは必定でしょう。


    一方、準1級と1級は一見、今回の範囲変更の影響がないように思われます。実際、公式HPでも「対象漢字数・字種に変更があるのは、2級、準2級、3級です。」とあります。


    ところが、よく見ると準1級・1級でも審査基準が見直されているのです。気付かれたでしょうか?


    大きな変更点は2つあります。


    1. 複数の漢字表記について理解していること
    (鹽―塩、颱風―台風 など)
    2.《古典的文章》
    古典的文章の中での漢字・漢語を理解している


    2.の古典的文章云々というのは、実際には今までも出ていたので、改めて示すまでもないような気がするのですが…。どうなのでしょうかね。「洽(あまね)し」など。


    扨、問題は1.です。「複数の漢字表記」と称して、「鹽―塩」、「颱風―台風」の2組が挙げられています。「鹽―塩」は旧字体・新字体です。「颱風―台風」は常用漢字による書き換え可能な字に関するものです。常用漢字への書き換えは以前準1級で出ていましたし、旧字体問題もH15-2まで1級で出ていました。これらの大問が復活するのでしょうか? 恐らく違うのではないかと思われます。大問(一)の読みや(十)の文章題で、これらの読みが問われる、というような感じではないかと推測します。飽く迄も個人的な推測に過ぎませんけどね。「タイフウ(颱風・台風)を難しい方の漢字で書け」なんて問題は出ないでしょうから。となると読みでしか出しようがないんじゃないかと。


    あと、2級の出題範囲変更に伴って、常用漢字の仲間入りした所謂「旧・表外漢字」(「挨」「彙」など)は準1級・1級で出ることは少なくなるような気がします。

    「毫釐」と「豪釐」

    • 2011.06.30 Thursday
    • 22:52
    今回、平成23年度第1回漢字検定1級の試験で、類義語・対義語の大問の中に「毫釐」の類義語を答えさせる問題がありました。正解は「錙銖」です(選択肢から選んで漢字に直す)。 

    この「毫釐」と「錙銖」はH21-2でも類義語の大問で(問題と選択肢が逆で)出ています。解答に「毫釐」とあります。 この「毫釐」を用いた四字熟語に「毫釐千里」があり、「漢検四字熟語辞典」のその語の「注意」欄には「『毫釐』を『豪釐』と書き誤らない」とあります。 

    ところが!「漢語林」には「豪釐」、「豪釐千里」の項目があります。そして「豪」の項にも、字義欄に「すこし。わずか。『豪末』」との記述があるのです。「小学館 新選漢和辞典」にも、「豪」には「少し。わずか」の意があると述べられています。  

    ですから、「毫釐」は「豪釐」とも表記できるとの結論に至ります。実際、「漢語林」の「豪釐」の項には「ごくすこし。ほんのわずか。毫釐ゴウリ。」と書かれています。 

    これは私見ですが、「豪」と「毫」は類似しているため、古くから混同して用いられてきたのではないかと思われます。 

    そうではありますが、「漢検四字熟語辞典」の記述が漢検協会の見解ですから、漢検受検に際してはヘタな冒険は避けた方が賢明かも…(笑)。

    「漢検生涯学習ネットワーク」の案内が来ました

    • 2011.02.25 Friday
    • 22:33

    ネットで既に知っていましたが、本日「漢検生涯学習ネットワーク」の案内が来ました。2011年4月1日から活動を開始する、日本漢字能力検定協会が設立した「漢検生涯学習ネットワーク」 に関するお知らせです。

    会員の条件として「日本漢字検定協会」主催「日本漢字能力検定」1級もしくは準1級に合格した方が対象となっています。

    以下、漢検協会から2011年2月24日頃に到着した文書からの抜粋です。

    「弊協会では漢字、日本語を生涯にわたり学び続けていただく方を支援するため、平成23年4月より「漢検生涯学習ネットワーク」を設立いたします。
     「漢検生涯学習ネットワーク」とは、1級・準1級の合格者を対象とした会員制の組織です。毎年各地での漢字や漢字文化に関するセミナーの開催や定期的な通信の発行などをおこないます。漢検上位級に合格した方たち同士のつながりを持っていただけるチャンスですので、たくさんの方にご参加いただきたいと存じます。
     登録は同封の登録用紙を FAX もしくは郵送でお申し込みください。
     
    <漢検生涯学習ネットワーク 概要>
    ●会員の条件:当協会主催「日本漢字能力検定」1級もしくは準1級に合格した方。
    ●入会金・会費:なし (ただし、開催イベント等にかかる費用をご負担いただく場合があります)
    ●主な活動(予定)
     ・漢字・漢字文化に関する生涯学習セミナー(会員向け):年2〜3回程度
     ・定期的な通信発行(郵送もしくはメールマガジン)
     ・会報誌の発行(会員からの投稿誌)
     ※そのほか、情報誌『漢検ジャーナル』や、当協会が開催する各種セミナーやイベントのご案内などをお送りします。
     ※郵便での案内は、基本的に国内在住者のみとさせていただきます。
    ●開始時期:平成23年4月1日より運営開始
    ●問い合わせ先
     財団法人 日本漢字能力検定協会 開発部
     住所:〒600-8585 京都市下京区烏丸通松原下る五条烏丸町398
     TEL :0120−509−315(平日9:00〜17:00)
     E-MAIL:lifelong@kanken.or.jp
    (引用茲迄)


    何だか面白そうなプロジェクトですよね。会費無料ですし、漢検1級・準1級合格者は是非申し込みましょう!♪

    会員には4月以降に「会員証」が届くらしいです。こちらもプチ楽しみですよね♪

    回によって難易度は異なる!?

    • 2011.02.24 Thursday
    • 23:25

    http://www.kanken.or.jp/investigation/result_2010.html

    年度・回ごとの級別志願者数・合格者数

    ■ 平成22年度(2010年度)第1回 

    志願者数 受検者数 合格者数 合格率

    1級  1,720人 1,452人 130人  9.0%

    1級 8,546人 7,469人 948人 12.7%

     

    ■ 平成22年度(2010年度)第2回

        志願者数 受検者数合格者数 合格率

    1級   1,618人 1,378人   154人 11.2%

    1級7,955人 6,894人 1,816人 26.3%

     

    漢検協会発表の上記の表で、特に目を引くのは準1級の合格率の大きな違いです。準1級は1級と違ってリピーター率が低い筈ですから、更に歴然としています。

     

    これはなぜでしょうか。明らかに難易度が異なると言えましょう。回によって倍以上も合格率が異なるのです。

     

    1級・準1級に関してですが、概して各年度の第1回は難易度が高いようです。こうした傾向を見越して受検するのも一計と言えましょう。尤も、『本物の』実力を付けたい、ということで、どんな難易度でも合格してみせる!という気概を持たれる方は、是非とも第1回検定を受検なさることをお勧めします。

     

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