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    2010/9/20 Qさま!!

    • 2010.09.20 Monday
    • 22:39
    JUGEMテーマ:エンターテイメント

    本日の「Qさま!!」をご覧になっただろうか。あれ?と思われた方、いらっしゃると思う。

    カラテカ矢部が間違えたとされていた問題。問題は2択で、「人をだますような計略を意味する語は、奇計・詭計のどちらか」というような問題だった。矢部は「詭計」を選び、間違いとされていた。しかし、「三省堂・新明解国語辞典」や「大修館書店・漢語林」によると「詭計」が「人をだます策略」で、「奇計」の方は「人の意表を突くようなすぐれたはかりごと」という意味がある。この場合の「奇」には「すぐれた」という意味合いがある。よって番組での正誤判定は誤りで、カラテカ矢部さんは正答ではないか。

    …というような質問をテレ朝にブツけてみた。屹度同様の質問が多数行っていることだろう。

    こういう問題はチェックが難しい。でもテレ朝には頑張って欲しいところである。

    ところで、矢部はなぜ準1級から受けないのかな。意地なのかね。

    2010/10/4(月)訂正
    今改めてビデオを見てみたら、番組ではちゃんと正しく解説していた。つまり僕の見間違い・早とちり。大恥である。申し訳ございません
    m(__)m

    「脳シントウ」

    • 2010.09.19 Sunday
    • 22:49
    JUGEMテーマ:学問・学校

    「脳シントウ」

    「脳シントウを起こす」。完全征服にも出ている、漢検頻出問題である。

    完全征服にはこの「シントウ」の部分が
    ・震盪
    ・震蕩
    ・振盪
    ・振蕩
    のいずれでも良いことになっている。然し、漢検漢字辞典では、唯一「振蕩」だけ載っていない。なぜか。

    興味深いサイトがあった。
    http://www.geocities.jp/wuyongdeye/jupube/m200610.html
    「振蕩」だけ、やけに使用例が少ないのである。諸橋大漢和以外の辞書にも殆ど載っていない。

    実際には他の3つの使用例が殆どということなのであろう。

    因みに、「蘯」という字もある。これは漢検の範囲外なのだが、JIS第二水準。漢語林では「蕩」の異体字ということになっている(別冊JIS漢字コードによる)。

    「匝瑳市」

    • 2010.09.17 Friday
    • 22:43
    JUGEMテーマ:学問・学校

    これはツマのヒトからの質問です。ツマのヒトにはここの所在が割れていますが、惚け通しています(危)。

    Q.匝瑳市(千葉県)は何と読みますか?

    A.「そうさし」です。

    http://www.city.sosa.lg.jp/index.cfm/11,5904,128,html

    (以下引用)
    「漢和辞典によれば、漢字の「匝」は、訓読みで“匝(めぐ)る”と読み、一巡りして帰るという意味があり、「瑳」は、訓読みで“瑳(あざ)やか”あるいは“瑳(みが)く”と読み、あざやかで美しいという意味があります。」

    「匝」は難しい字ですが、実は漢検準1級相当です。実際、21-3で「周匝」「匝る」が出ています。漢検漢字辞典には熟語がなく、漢語林にも「匝旬(そうじゅん)」があるだけです(十日間の意)。漢字必携では「匝」が標準字体となっていますが、実際には漢検で許容字体となっている「帀[一/巾]」が正字、「匝」は俗字です。

    「瑳」も漢検準1級配当です。熟語は「切瑳」のみ挙げられています。「切瑳琢磨」の「切瑳」です。「切磋琢磨」とも書きます。訓読みは「みがく(瑳く)」。「磋く(みがく)」と同義で、「磨く」とも略同義でしょう。

    「鰰」とは?

    • 2010.09.17 Friday
    • 22:36
    JUGEMテーマ:学問・学校

    これも友人から。

    Q.魚偏に神と書いて何と読みますか?

    A.「鰰」 は「はたはた」です。

    旁の「神」は、はたはたととどろく神鳴の意味です。昔、雷が鳴ることを「はたたがみ(霹靂神)」と言いました(過去に「霹靂神」はがくぶん・漢字検定大会で出ました)。ハタハタは冬、雷の鳴る頃に岸に押し寄せるので、「ハタタガミウオ」→「ハタハタガミウオ」→「ハタハタ」、と変化していった、という語源説があります。

    ハタハタは「鱩(魚偏に雷)」とも書きます。「かみなり」という言葉自体、「神鳴り」が語源ですね。「青天の霹靂(へきれき)」という言葉もありますね。

    「鰰」も「鱩」も国字です。

    熟字訓で「燭魚」とも書きます。17-2,14-1とそこそこ出ています。「完全征服」にも載っています。

    名字の読み

    • 2010.09.17 Friday
    • 22:29

    JUGEMテーマ:学問・学校


    漢字好きを公言していると、友人から質問されたり難問で挑戦を受けたりします(笑)。以下も友人からの質問。

    Q.名字なのですが、「夕下さん」「鴇田さん」はそれぞれ何と読みますか?


    A.回答です。

    http://homepage1.nifty.com/forty-sixer/toukou_yu.html
    ・「夕下」
    「ゆうした」のようです。全国でも14件とかなり稀少ですね。

    「夕」の「ゆう」の読みは、実は訓読みです。音読みは「セキ」です。「一朝一夕」など。
     
    ・「鴇田」
    「ときた」ではないかと思われます。「鴇」は特別天然記念物の鳥のトキです。トキはほかに
    鴾、鵇(年+鳥)、朱鷺、桃花鳥などとも書きます。

    2010/9/13 Qさま!!

    • 2010.09.14 Tuesday
    • 22:52

    2010/09/13(月)19:00
    Qさま!! プレッッシャーSTUDY
    「お試しかっ!&Qさま!!合体2時間スペシャル」
    Q.漢字の読みを書きなさい(かな4文字)
    1猪
    2木耳
    3抽斗
    4微酔
    5和蘭
    6仮寝☆
    7翻車魚☆
    8終日☆
    9無頼☆
    10翻筋斗☆

    Q.次の意味に当てはまる「お」から始まる言葉を書きなさい
    1おひ□□(祝宴や会合などが終わること)
    2おて□□(どうにもしようがない)
    3お□□□□□まい(金品などを気前よく人に施す)
    4おし□□□□にせぬ(実力があって堂々としている)
    5おも□□に(落ち着いてことを始めるさま)
    6お□□り(その場限りの間に合わせ)☆
    7お□□□と(よく考えずに・簡単に)☆
    8おっ□□□□□(大急ぎで駆け付ける)☆
    9お□□□い(きまりが悪い・照れくさい)☆
    10お□□□□し(相手の利益と見せかけて自分の利益を図る)☆

    [参考]漢字表記
    1お開き
    2お手上げ
    3大盤振舞
    4押しも押されもせぬ
    5徐に
    6御座形
    7おいそれと
    8押取刀
    9面映い
    10御為倒

    2010/9/13 ネプリーグ

    • 2010.09.13 Monday
    • 22:23

    2010/09/13(月)19:00
    ネプリーグ
    ファイブツアーズジェット
    ・ネプチューンチーム(山瀬まみ、勝俣州和)-時代ステージ
    1 気配り
    2 粗末
    3 危うい
    4 菊地凛子(人名)
    5 阿久根市(地名)
    6 隔世遺伝
    7 熱燗
    8 刺々しい
    9 過る

    ・海猿チーム(伊藤英明、加藤あい、加藤雅也、三浦翔平、佐藤隆太)-海底ステージ
    1 栗
    2 充電
    3 浅間山(地名)
    4 布陣
    5 厨房
    6 吉田兼好(人名)
    7 催す

    Q&A 漢検1級の範囲とJIS水準

    • 2010.09.12 Sunday
    • 23:10
    JUGEMテーマ:学問・学校

    Q.漢検漢字辞典に約6300字が掲載されているそうです。第一水準と第二水準の字数を合わせると6355字になります。「漢検漢字辞典」の掲載字数は6355字を超えますか?1級はJIS第二水準を目安にとも言われますが、1級で 第一・第二の水準を超えた第3・第4水準の漢字が出題されたことがありますか?


    A.実際にはJIS第3、4水準の漢字が幾つか、漢検準1級・1級の範囲に含まれています。検定にもよく出ます。準1級なら「啐」など、1級なら「桛」「鱩」「麤」「哳」など。


    一方、JIS第2水準に含まれていながら漢検1級の範囲に含まれない字がかなりあります。「妛」に代表されるいわゆる幽霊字は勿論、「膤」「杁」「驫」などの主に地名や名字に用いられる漢字、「从」などの異体字の一部、「彳」「广」などの(漢字として実際にあったとしても)主に部首を表す字は漢検1級の範囲外です。JIS第2水準のうち漢検1級配当は、旧字体を除くと2600字ほどです。


    よって、旧字体を除くと「漢検漢字辞典」の親字掲載字数は6355字をかなり下回ります。

    2010/9/12 平成教育

    • 2010.09.12 Sunday
    • 22:30

    2010/09/12(日)19:00
    熱血!平成教育学院
    ・漢字早抜けテスト
    例題 縦が対の意味を持つ漢字になるよう横に二字熟語を完成させなさい(湘南白百合学園中)
     ?困
    豊?
    問1
    景?
     ?者
    問2
    点?
     ?収

    解答(順に)
    貧・困、勝・敗、呼・吸

    ・漢字能力検定テスト
    2級 必携、蛇腹、折衷、時宜、懇ろ、謹啓、唆す、産着、廃れる、遮られる
    準1級 (勝手)乍ら、玩味、猪口才、稜(がある)、漫ろに、蕩けて、(五千円)乃至、蕊蕊と、文質彬彬、(かごは江戸時代の)駕だ
    1級 罅、笊、腥い、白耳義、愛蘭、秘露、嘴太鴉、番紅花、忝く、揶揄って

    ・チャレンジ問題 問 カタカナを漢字に直しなさい
    ・スイス

    ・今週の宿題
    縦が対の意味を持つ漢字になるよう横に二字熟語を完成させなさい(湘南白百合学園中)
    親?
     ?意

    解答(多分)善・悪

    音読みと訓読みの見分け方

    • 2010.09.10 Friday
    • 23:14
    Q.音読みと訓読みはどのように見分けられるのでしょうか。

    A.秀逸な回答があるのでまずそれを以下に引用します。

    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1434456034

    すべてを見分ける方法はありません。
    したがって『漢和辞典を引いてください』という答えになるのですが、少しは判別できるものもあるので、書いてみます。

    1.送り仮名のつく読み方は訓読み。
    →「送」の「おく・る」は訓読みです。
    * ただしサ行変格活用およびそれが五段活用になったものは除きます。
    「愛する」の「あい」、「訳す」の「やく」は音読みです。
    2.音読みは仮名1字または2字(拗音は「きゃ」を1字とみる)であり、3字以上は訓読み。
    →「形」の「かたち」は3字なので訓読みです。
    3.「ん」を含むものは音読み。
    →「本」の「ほん」は音読みです。
    4.「きゃ」「しゅ」「ちょ」のような拗音を含むものは音読み。
    →「客」の「きゃく」は音読みです。

    5.音読みで仮名2字のものは「-つ」「-ち」「-く」「-き」「-い」「-う」「-ん」の7種類しかないので、それ以外は訓読み。
    →「本」の「もと」の「-と」は「つちくきいうん」に該当しないので訓読みです。
    * 「つちくきいうん」を「土茎良い運」などの語呂合わせで憶えておいてください。
    (「ん」は前記3により訓読みはありません。)
    6.仮名1字の場合はどちらもあり得る。
    「夜」の「や」は音読み、「よ」は訓読みです。

    ということで、6はすべて、5の「つちくきいうん」に該当するものは、最終的には漢和辞典を見て確認するしかありません。
    「鉢巻」の「鉢(はち)」は音読みですが、「蜂蜜」の「蜂(はち)」は訓読みです。

    7.同じパーツ、ユニットを含み、同音または類似の音のグループがあるときは、音読みです。
    「密」「蜜」はどちらも「みつ」と読みます。このような場合、「みつ」は音読みです。
    「織」「職」「識」の「しょく」「しき」は音読み。
    8.もう一つ別の読み方があり、それがたとえば音読みであることが確実なら、それと全く違うほうは訓読み。
    「関所」の「関」を「せき」と読むのは音読みのようにも見えますが、「関係」の場合の「かん」とかけ離れています。
    音読みが「かん」「せき」の二つということはまずないので、「せき」は訓読みとみていいわけです。
    「場所」「本場」の「場」を「ば」と読むのは音読みのようにも見えますが、「会場」の「じょう」とかけ離れています。
    音読みが「じょう」「ば」の二つということはまずないので、「ば」は訓読みとみていいわけです。


    以上、多少は判別の助けになるかと思いますが、一部に過ぎません。
    繰り返しますが、
    【1〜4以外は、漢和辞典で確認して下さい。】
    「灰」は音読み「かい」、訓読み「はい」です。
    「降灰(こうはい)」「灰褐色(はいかっしょく)」のような読みが行われていますから、「はい」が音のように思えてしまうかも知れません。
    「貝」は音読み「ばい」、訓読み「かい」です。
    「魚介類」のことを「魚貝類」と書く人が出てきたのは、「貝」を「かい」と読むのが音読みのように思われたからではないでしょうか。
    「絵」「会」「回」は漢音「かい(クワイ)」、呉音「え(ヱ)」です。
    「絵画」「会社」「回転」の「かい」は音読みであり、「絵巻」「会釈」「回向」の「え」はかけ離れているように思えますね。
    「朝刊」の「朝(ちょう)」は音読みですが、「夕刊」の「夕(ゆう)」は訓読みです。

    ---引用ここまで。

    スゴイ。遉カテゴリマスターですね。相当知らないことが書かれています。

    扨。生意気にも補足してみると、上記7は漢字の音符のことを説明しているようです。同じ音符を持つ漢字は多くの場合似たような音になります。上記の例は全く一致している場合ですが、縦令そうでなくても、「蜒」「涎」「誕」(順にエン、ゼン、タン)という風に似た音、音読みになるということです。

    上記にも例外が幾つか書かれていますが、更に2つほど挙げてみたいと思います。「肉」の「ニク」は意外かもしれませんが音読みです。訓読みというのは基本的に和語・やまとことばのはずです。では「肉」のやまとことばは何かというと、恐らく「しし」ということになるでしょう。他にもあるかもしれませんが。他の例外としては「尉」の「じょう」があげられます。実は訓読みです。音読みは「イ」。

    音読み・訓読みの区別は漢検においてはかなり重要です。漢検1級において(一)や(七)では音読み・訓読みがしっかり区別できていないと正解にならないのですから。更に、厳密にいえば、熟字訓問題も、音読みで答えてしまうと不正解ですからで、これも関係していると言えるでしょう。

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