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    日程勘違いで73人が受検できず 千葉の会場

    • 2012.01.31 Tuesday
    • 23:03
    漢検:日程勘違いで73人が受検できず 千葉の会場

    http://mainichi.jp/select/today/news/20120130k0000e040119000c.html?inb=tw

    2012年1月30日 11時34分

    29日に全国であった漢字検定(漢検)で、千葉市内の会場が日程を勘違いするミスがあり、73人が受検できなかったことが分かった。実施している財団法人「日本漢字能力検定協会」(京都市下京区)は同日中に対象者におわび文書を郵送。検定料の返還に応じるか、来月4日と10日にある団体向け検定を受検できるようにする。

    同協会によると、トラブルがあった会場は千葉モードビジネス専門学校(千葉市若葉区)。午前10時開始予定だった2級の受検者から午前9時20分ごろ、協会に「会場が開いていない」と問い合わせがあった。会場の担当者に連絡が取れたのは検定開始時間後で、検定が実施できなかった。会場の責任者が日程を1週間、勘違いしていたという。午前11時50分以降の別の級の試験は実施した。

    同協会が財団法人になった1992年以降、ミスで検定が実施できなかったのは初めてという。

    ※何やってるんですかね。準備不足かと。協会も指示徹底不足というか、ミスあるでしょうね。73名の方はお気の毒でした。再受検なさる方は、是非とも頑張っていただきたいものです。

    ツマのヒトからメールが来て、このことが書かれてありました。ニュースを見たようです。普段『迫害者』なのですが、なぜなんでしょうね。興味はないと思うのですがね…。

    部首問題の対策方法は?

    • 2012.01.17 Tuesday
    • 11:45
    Q.漢検2級を受けます。部首問題が苦手です。何かよい覚え方はないでしょうか?

    A.部首問題は2級の中でも鬼門です。しかし、幾つか対策、また覚え方のコツのようなものはあります。更に、部首が出ない準1級・1級に応用できる部分があります。

    「信」の部首は「イ」(人偏:にんべん)、「議」の部首は「言」(言偏:ごんべん)です。漢検では、それぞれ「イ」、「言」のように答えます。こういう問題は平易ですぐ分かりますが、2級ではあまり出ません。むしろもっと難しい問題が多く出ます。こういった難しい問題の対策が必要です。

    1.部首とその漢字の意味の関連を考えてみる。
    「聞」や「問」の部首は、一見「門」(門構え:もんがまえ)のように思えますが、実はそれぞれ「耳」、「口」です。「門構え」は「開」、「閉」に代表されるように「門」に関係のある字が多いのですが、考えてみると「聞」くのは「耳」ですし、「問」うのは「口」です。このように考えると、部首が分かる場合があります。

    2.同じ字素がある他の漢字がないか考えてみる。
    「老」という字は、「孝」「考」といった冠の部分が共通する漢字があります。こういう場合、その共通する部分が部首になる場合が多いです。例外が多数ありますが…。「親」・「新」や、「観」・「観」・「歓」は偏の部分が音符(後述)で、旁(つくり)の部分がそれぞれ部首になります。

    3.例外を集中的に覚える。
    前述の「聞」・「問」も言わば例外ですが、こういった字を集中的に、あるいは集めて覚えると良いでしょう。これは、一見この部首ではないか、と思われるが実は別の部分が部首となっているようなものです。実際、こういうひっかけのような字が2級では多く出題されます。たとえば「次」の部首は一見「にすい」のように思われますが部首は「欠」ですし、「相」の部首は一見「木偏(きへん)」のように思えますが部首は「目」の方です。こういう例外を特に集中的に覚えるようにします。この点で効果的なのは「漢検漢字辞典」P.120〜に載せられている「部首索引」です。この索引には、間違えやすい部首が分かるように載っていて、ここを見てそういう例外的な字を拾うことができます。注意を一言。まだ持っていない方は、急いで買うのは一旦考えてからにしてください。今回の新常用漢字追加と級配当字見直しで、もしかすると「漢検漢字辞典」(と「漢検四字熟語辞典」)がリニューアルされる可能性があるからです。

    4.形声文字で、漢字の部品・あるいは字素を交換しても音が変わらなければその交換した部分が部首
    たとえば「議」という字の「言」(ごんべん)を「イ」(にんべん)や「牛」(うしへん)に変えるとそれぞれ「儀」、「犠」となり、いずれも「ギ」という読みです。こういう場合、その交換した部分(「言」・「イ」・「牛」)が部首となります。

    5.形声文字で、部首と思われる部分以外の部分が音符なら、音符ではない方が部首。
    漢字は、そのなりたちから4種類に分類できます。そのうち大部分を占めるのは「形声文字」です。これは意符(いふ)と音符(おんぷ)からなっています。たとえば「味」という字は口に関する意味を表す「口」という意符と、「ミ」という音を表す「未」という音符からなっています(実際には音符は共通のイメージも同時に表しています)。この意符というのが、即ち実際には部首となります。

    これを踏まえて、「問」という字を考えてみましょう。この字は形声文字ですから、「門」と「口」に分けられます。「問」の音読みは「モン」です。「門」の音読みは「モン」、「口」の音読みは「コウ」・「ク」です。こう考えると、「問」の音符は「口」ではなく「門」の方ではないか、と推測できます。形声文字において、音符ではない方が意符ですから、「口」が意符、即ち部首となります。但し、例外はありますし、形声文字以外はこの方法は使えません。

    6.部首一覧を眺めてみて、ある程度覚えておく。
    部首は、全部で214あります(数え方によって多少上下します)。これをすべて覚えるのはなかなか大変ですが、部首一覧をたまにざっと眺めてみることをお勧めします。すると、幾つかのことに気付く場合があります。たとえば、「黄」・「青」・「赤」・「黒」・「白」といった色を表す漢字は、それ自体が部首となっています。他にも、「竜」・「歯」・「麻」・「麦」・「首」といった漢字はそれ自体が部首として立てられています。

    7.漢字の成り立ちを知っていると、部首を覚える助けになる。
    「正」という字は、もともと「口」+「止」という字でした(甲骨文)。部首は「止」です。「歩」という字は象形文字で、もともとは「止」という字を上下に並べたもので(下は「止」の鏡文字のような形)、左右の足跡の象形でした(「歩」いた跡は左右の足跡が付いていますよね)。部首は「止」です。こうなるとかなり高度な知識が必要で、2級でここまで求めるのは酷な気がします。参考程度にすると良いかと。

    これらを全て学習するのはまず不可能でしょう。例外も多々ありますし。ですから、実際にはこれらの幾つかを自分なりにアレンジして、自分に合った覚え方を工夫していくことが必要でしょう。

    実は、こういった知識は準1級・1級にも応用できます。確かに準1級・1級では部首を問う問題は出ませんが、例えば「蜑」という字の音読みを忘れたとします。部首が「虫」であることは推測できますよね。すると音符は「延」です。まあ「エン」ではないか、と間違ってしまう虞もあるわけですが、「延」を音符とする字に「誕」があります。実は「蜑」の音読みはこの「誕」と同じ「タン」なのです。更に応用ですが、「澹」という字の音読みを忘れたとします。この字の旁の部分は「膽」・「擔」という字の旁と同じです。これらはそれぞれ「胆」・「担」という字の旧字体です。これを知っていれば、「澹」の音読みも「胆」や「担」と同じ「タン」ではないか、と推測がつくわけです。

    旧字体問題は現在は準1級・1級では出ませんが、このように音読み問題で活用できるので、知っておいて損はないでしょう。勿論。後回しにすべき分野ではあるでしょうけど。

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